引退の挨拶
- kanoyasailingteam
- 2019年11月18日
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第30代主将を務めさせていただきました川邉朱里です。
引退して2週間ほどが経ち、だいぶ部活のない生活に慣れてきました。7年間続けてきたヨットを離れると、寂しいような少しホッとしたような気持ちです。
入学した時は、新入部員が自分一人だとわかり、不安でした。ですが、優しくもヨットに対する熱意がとても伝わる先輩方ばかりでした。女子で体型が良い訳ではない自分をチームの一員として扱ってもらった事に感謝しなければならないのに、レギュラーとしてインカレに出たいという思いばかりで、先輩方を勝たせるためにどのような行動と発言をしないといけないのか考える事ができずとても後悔しています。
2年生の福井インカレで4年生を乗せておきながら、ブラックを引きました。勝ちたい、勝たせたいと思っていながらも明確な努力をしていない自分が嫌になりヨットも嫌いになりました。
3年生の時は、ヨットが嫌いながらも辞める勇気がなかったため、ヨットをする目的を決めました。これまで勝たす事ができなかった4年生が私にさせてくれた悔しい経験を今後のヨットに活かす事とここまで支えてくれた両親に恩を返すためと自分で勝手に決めました。チームは、スナイプ片クラスで活動する事になりましたが、自分の目的は470で果たしたいと思い、勝手ながら470クラス1艇で活動する事になりました。この時、福岡でのレースの際に九州水域の先輩方に練習に混ぜて頂きとても感謝しています。ありがとうございました。目標としていた個人戦は予選落ちしてしまいましたが、本当に運が良く女子インカレで表彰台に登れた事はとても思い出になりました。
4年生になり、覚悟はしていましたがついに主将になり、メンタルが弱いため毎日何らかのプレッシャーで押しつぶされそうでした。1年間、本当に頼りない主将でしたが、最後までついてきてくれたチームには本当に感謝しています。ヨットが終わる寂しさと同時にヨットを通して仲良くなった子に会えなくなる寂しさもあります。ヨットを始めて7年間、関わってきたすべての人に感謝してもしきれないです。
本当にありがとうございました!これからは、社会に出て、親孝行をしたいと思います。
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